
戦争映画が大好きな大学生が今までに見た戦争映画の中でリアルだなと思ったものをランキング形式で紹介します!
リアルさに関してのランキングなので最近の戦争映画ばかりになってしまいますがすみません。
昔の戦争映画も味があっていいものもありますが、リアルさに関してだとどうしても最近の戦争映画に劣ってしまいますからね。
最近の戦争映画は映像技術の進歩に伴なってリアルさが格段に増しています。手に汗を握りしめて見ることになる戦争映画は多いですよね。
それでは早速ランキングを発表していきます!!!
第一位:ローンサバイバー

この映画を見たのは6年も前ですが、未だにこの戦争映画よりリアルな戦争映画は出てないですね。
アメリカ海軍の特殊部隊ネイビーシールズ史上最悪の惨事と呼ばれるレッドウィング作戦について映画化したものです。

戦争映画はやはり実際にあったことを映画化したものがリアルです。
ローンサバイバーでは実際に作戦に参加し唯一生還した兵士の回顧録を原作に、極限状況下の戦場の真実をリアルに描いています。
特殊部隊ネイビーシールズの隊員が1人しか生還できなかった作戦ということから、作戦の過酷さが分かると思います。
戦闘シーンが多めです。それなので物語性というのはあまりありません。

物語性がない戦争映画は戦闘シーンばっかりで飽きちゃうんだよね~…

戦闘シーンが多い戦争映画は私もあまり好きではないのですがローンサバイバーは違います。事態がどんどん急展開していくので、戦闘シーンが続きますが全く飽きません。
やはり実際の作戦をもとにして作られているからなのでしょうかね。戦争映画にありがちな無駄な戦闘シーンが一切ありません。
実際に行われた作戦の一部始終を見守るというような感じです。

リアルすぎる戦争映画で手に汗を握りしめたい方は是非ともローンサバイバーを見てみて下さい!
第二位:太平洋の奇跡 -フォックスと呼ばれた男

この映画は9年前に公開されました。私が小学生のときですね。父と見に行ったことを覚えています。この映画がきっかけで私は戦争映画にハマりました。3回は見ましたね。
小学生のときに見た初めての戦争映画です。当時の私はとても衝撃を受けました。
戦争が昔あったということは知っていて多くの人が亡くなったという事実は分かっていても、実際に見ていないと何が起こったかということは分からないじゃないですか。
そんな私にこの映画は戦争とはどのようなものかということを教えてくれました。

この映画は物語性も高いです。戦闘シーンも見ごたえがありますが、それよりも実際の戦時下(しかも玉砕の島サイパン)で何が起こったかリアルに描いています。兵隊のみではなく民間人にも焦点が当てられている映画となっています。
太平洋戦争末期、玉砕の島サイパンに、アメリカ軍から“フォックス”と呼ばれ、恐れられたひとりの日本人がいた。その名は大場栄大尉。彼は47人の部下の兵士たちと共に、16ヶ月間敵に立ち向かい、多くの民間人を守り抜いた。
第三位:アメリカン・スナイパー

アメリカン・スナイパーは戦争映画史上最大のヒット作となりました。
アメリカン・スナイパーはリアルそのものです。
米海軍特殊部隊ネイビー・シールズの元隊員クリス・カイルの自伝をもとにして作られた映画なので、映画の出来事は全て実際にあったことだからです。
名匠クリント・イーストウッドが映画化したこともあり、映像技術も素晴らしく違和感が全くありません。
本当に戦争の中に放り込まれたかのような感覚を味わうことができます。

アメリカン・スナイパーは現代における戦争を表現しています。
現在でも世界中で規模は小さくても戦争は行われていますよね。
その戦争に参加しているアメリカ兵士は休暇期間は普通に私たちと同じような生活を送ることになります。
子供と一緒に遊んだり、奥さんとデートしたりといったように私たちの日常と変わらない日々を過ごすのです。
休暇期間と従軍期間が入り混じった生活を過ごすことをあなたは想像できますか?

戦争で人殺しをしているのに、急に家族と穏やかに過ごせなさそう…
アメリカ・スナイパーはそのような兵士の葛藤も詳細に描いています。
第四位:ハクソー・リッジ

ハクソー・リッジは信条によって銃を持つことができない兵士が救護兵となって多くの仲間を救うという内容の映画です。アカデミー賞2部門受賞しています。
この映画は実話をもとに作られています。加えて数年前に公開された映画ということもあってCGがとてもリアルです。
しかし、個人的には実話が誇張され過ぎている作りになっているのではないかと感じました。
本当にこんなことあったのかよ~と思ってしまうような内容です。

美談にしようとしている感が半端ないので、戦闘シーンはリアルですが、物語は実話をもとにしているとはいえあまりリアルではありません。
第五位:永遠の0

永遠の0は大ヒット小説ですよね。私は永遠の0が戦争小説で一番面白いと思っています。
永遠の0が映画化されるということで、私は映画版永遠の0にとても期待していました。
小説を4回は読み返すほど小説永遠の0が好きだったので映画化されるとどのような感じになるのかとワクワクして寝れなかったのを覚えています。

映画公開直後に見にいきましたが、結果として微妙でした。確かに映画は面白かったのですが、小説には劣ると思います。
映画は2時間ちょっとに収めなくてはいけないので、あの分厚い小説永遠の0を映画化するのは無理があったのです。
小説でキーポイントとなるところがことごとくカットされていました。

永遠の0の小説を読んだことがある人は見ない方が無難でしょう。小説の方が数倍楽しめます。小説を読んだことがない人は映画を見ても面白いと思えるでしょう。
特攻を題材にした映画の中ではNo.1です。
ただし、原作も小説で映画が映画っぽいということもあってリアリティはあまりないかもしれません。
しかし、物語の原作が面白いのでストーリーを楽しむことができます。感動する人も多い映画だと思いますよ。
番外編:アルキメデスの大戦

全くの作り話なのでリアリティは無いですが、物語としては非常に面白い映画です。
この映画は正直言って見る前は全く期待していませんでした。
フィクションにフィクションを重ねる戦争映画に見入ることになることはないと思ったからです。
しかし、実際に見てみるととても面白い映画でした。
戦争映画というよりは空想の物語という観点で見ると非常に面白い映画です。

戦艦大和を題材とした空想の物語です。
ラストがあまりに鮮やかなので、空想の物語なのですが、実際にあった話なんじゃないかと錯覚してしまいます。
血などは一切でない映画なので、家族で一緒に見ても全く問題ありません。
おそらくそれを考慮して菅田将暉が主演なのでしょう。