自信の重要性を医学生が実体験から語る

生活に役立つ
医学生
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簡単に筆者の経歴を紹介しますね。

筆者の経歴

愛知県出身

中学受験をして西大和学園(全国屈指の進学校)に進学

現在中堅医学部在籍

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有名中高一貫校→医学部という世間一般ではエリートと呼ばれるような経歴を歩んでいますが、今まで数々の挫折なども味わってきました。今回の記事では珍しい経歴を歩んできたからこそ分かる自信の重要性をお伝えできればと思っています。

中学生になって自信を失った

冒頭でお伝えした通り、私は中学受験をして西大和学園に進学しました。

西大和学園は生徒のほとんどが東大・京大・医学部に進学するといういわゆる超進学校です。

入ればかなりの確率でエリートになることが確定するような学校なので、両親そして私自身も合格したときは大変喜びました。

西大和学園などの難関中学校に合格する子供は誰でもそうですが、私も普通の公立小学校に在籍していて成績が飛びぬけていました。

小学校では成績の話題はあまり出ませんが、それでもみんなから「頭がいいな」と一目置かれていたことを覚えています。

こういうこともあって小学校時代の私は自信に溢れていました。積極的に友達を作ることができましたし、クラスの中心にはいつも私がいました。

大人になってから気づきました。あの頃は自信があったから人とのコミュニケーションを容易にできたし、成績も伸びる一方だったのだと。

そんな自信に溢れていた小学校時代とは一変した中学校時代が始まります。

人生における最初の挫折は今でもはっきりと覚えています。

あれは中学校に入って最初の数学の時間でした。

先生が言います。「この問題解けた人から手を挙げて。」

このような状況のとき小学校時代の私は誰よりも断トツに早さで手を挙げていました。

「よし。誰よりも一番先に手を挙げてやるぞ。」私はこう思って問題を解き始めました。

しかし、ここは公立小学校ではありません。超進学校です。

「結構この問題面倒だな。」こう思っている間に早速誰かの手が挙がりました。

「いやいや、早すぎるでしょう。」そうこうしているうちに半数以上の手がもう挙がっています。

「あっ…俺ここでは数学苦手な方なんだ…」これが最初の挫折です。

今まで数学が苦手だと思ったことはありませんでした。小学校時代では圧倒的に数学が得意な子供でした。

しかし、環境によって得意・不得意は変わってしまいます。超進学校の中では確かに私は数学が苦手な子供になってしまったのです。

自信を失った影響

「数学が苦手な子供」になってしまった私は数学が一気に嫌いになりました。

苦手なことをやるのは当たり前ですが苦痛ですよね。逆に得意なことをやるのは楽しいですよね。

数学は自信が大事というのをどこかの記事で読みましたが、あれは本当だと思います。

数学に自信があるやつはどんどん数学力が伸びていったし、私みたいに自信がない子はいくら勉強しても数学力は伸びませんでした。

重要なのがこの自信というのは環境によって変わるものだということです。超進学校では私は確かに数学が苦手な部類に入ります。

しかし、世間一般では圧倒的に数学が得意な部類に入るということです。

もし中学受験をせずに公立小学校から公立中学校に進学していれば、数学の成績はトップクラスのままだったでしょう。

数学の成績に関して言えば公立中学校に進学していた方が確実に良くなっていたでしょう。

数学の成績だけではなく全ての科目の成績に関して言えるかもしれませんね。

このように無理をして超進学校に行くのはリスクしかありません。超進学校では多くの秀才が天才に押しつぶされることになります。

周りが賢いというのはメリットにもなりますが、賢すぎるとデメリットになるということをよく理解するべきです。

中学受験を子供にさせる方は是非とも注意して下さい。一見すると良い環境を子供に与えたように見えますが、子供にとっては最悪の環境に送り込んでしまうということが中学受験ではしばしば起こります。

自信は学力以外にも影響する

自信というものは性格にも影響します。

小学校時代自信に溢れていた私はなんでも積極的にするような活発な子供でした。

しかし、中学生になって自信を失った私は内気な性格になってしまいました。

子供を見ていると自信に溢れた活発な子供と自信のない内気な子供がいますよね。

私は小学校時代は自信に溢れた活発な子供だったのに、中学校に入って半年もしないうちに自信のない内気な子供になってしまいました。

自分の経験から分かるのですが、性格が自信の有無を決めているんではないんです。自信が性格を決めているんです。

内気で友達も作れないような性格だから自信がないのではなくて、自信がないから内気で友達も作れないような性格になってしまうんです。

私の場合は学力に関しての自信を失ったのでそれが性格にも影響したのだと思います。

進学校は学力に重きを置くので、学力がない子は基本的に自信を無くすのです。

所属が重要

私の場合は超進学校に行ってしまったばかりに学力に関して自信を失ってしまいました。

公立中学校に進学していれば圧倒的な自信を持っていたままだったでしょう。

このことは学力だけではなく様々なことに関して言うことができます。

サッカーの県先発に選ばれるような子がJ1クラブのユースに誘われたとしましょう。

サッカーの県先発に選ばれるくらいなので自分の高校のクラブでは無双しているはずです。圧倒的に上手いのでしょう。

しかし、J1クラブのユースの中でとなると話は変わります。J1クラブのユースが高校サッカーのレベルより格段に高いというのは有名な話です。

J1クラブのユースの選手はプロサッカー選手になることを目標にしており、実際になれる人も多いでしょう。

一方、高校サッカーをしている高校生がプロサッカー選手になるということは中々ありません。

このようにJ1クラブのユースと高校サッカーのレベルはかなり違うのです。

話を戻しましょう。県先発の子がユースに誘われてユースに入ったとします。

かなりの確率で県先発の子は挫折を味わうでしょう。今まで高校で圧倒的に一番上手かったのにベンチを温めることになるからです。

この子はサッカーに関して自信を失ってしまいます。今までよりもサッカー自体、特にサッカーの練習が楽しくなくなるでしょう。

ユースの中でも活躍できるならユースに入ってプロを目指すべきですが、プロを目指せないのならユースに入るべきではなかったでしょう。

「もしかしたらできるかもしれない」「やってみないと分からない」というのはもっともですが、やった後になにかを失っていたら取返しがつきません。

自分自身もそうですし、もしあなたに子供がいるのならこのことを良く考えて子供を育ててあげて下さい。

「高いレベルでやってみることに意味がある」この言葉はもっともらしいですが、子供にとってリスクがあることも理解しなければいけません。

鶏口となるも牛後となるなかれ

このことわざはまさにその通りです。

自分の経歴を歩んできて実感しました。

牛後となってしまうと自信を失います。自信を失うと人生が崩れていきます。

鶏口と牛後があまりに離れている場合はもちろん牛後の方がいいのですが、鶏口と牛後がそんなに離れていない場合は確実に鶏口にいる方が得です。

分かりやすく東大と慶應で解説します。

東大理系にギリギリで滑り込んだ人は慶應理系の上位よりも大学入学時点では上ということになります。これは東大理系の方が慶應理系よりも偏差値が高いためです。

東大理系の上位と慶應理系の上位は結構学力的に離れていますが、実は東大理系の下位と慶應理系の上位は学力的にそこまで離れていません。

開成高校が慶應理系の合格者数で毎年トップですが、それは東大理系の滑り止めとして慶應理系を受けるためです。

滑り止めということは単純に考えると東大理系の最下位の次に慶應理系の最上位がきます。

東大理系の最下位が牛後、慶應理系の最上位が鶏口となるわけです。

東大理系の最下位は慶應理系の最上位に大学入学試験で僅差で勝利したわけですが、果たして人生において勝利したと言えるのでしょうか?

私はかなりの確率で慶應理系の最上位の人生が東大理系の最下位の人生よりもいいものになると確信しています。

入学時点の成績と大学入学後の成績はわりと変わりますが一定の相関はあります。東大理系の最下位は東大に入学後に勉強に苦しむことになるでしょう。自信を失うことが多いのではないでしょうか。

東大には進振りという制度があり、3年生から成績に応じた学部に振り分けられることになります。成績が良い人は希望の人気学部へ、成績が悪い人は不人気の学部に行かざるを得なくなります。

東大理系で最も不人気な学科が医学部看護学科です。医学部医学科ではありません。

東大理系の最下層が医学部看護学科に進学することになります。

看護学科でなにができるのでしょうか?決して看護学科を貶める気持ちはありませんが、東大理系に合格した人が進学するには異様な学科です。

まさか東大理系に合格したときは看護学科に進学するなんて誰も夢にも思わないでしょう。

ちなみに医学部看護学科に進学しても看護師になる人はほぼいないようです。看護の専門家になる人が多いんですね。

看護の専門家でも医師免許を持った医師には勝つことができません。受験時の学力では医学部にも普通に行けたのでしょうが、キャリアにはかなりの差がついてしまいました。

一方慶應理系の最上位はどういう人生になるのでしょうか?

慶應理系の最上位は慶應の中で入学後も好成績を取り続けるでしょう。自信を持ってまま成長できます。東大では敵わないけど慶應だったら上位を取れるというように余裕をもった感じになります。

自信を持ったまま卒業までコツコツと勉強すれば卒業時にはかなりのステータスを持った人物になっているでしょう。

慶應理系のトップだったら如何なる一流企業も採用したくなるからです。東大理系の下位よりも慶應理系のトップを取るというのは企業としては当たり前のことです。

大学卒業時には慶應理系の上位が東大理系の下位に勝っているというのはこういうことです。

ここまで具体的な例を出して鶏口となるも牛後となるなかれということわざについて話しました。

要するに重要なのはやはり自信が大切ということです。

鶏口となるも牛後となるなかれというのは鶏口だったら自信を持ってできるけど、牛後だったら自信を失うからやめとけという単純な話なんですね。

自信をつけるにはどうすればいいのか

今まで自信が大切だという話をさんざんしてきましたが、「じゃあどうやって自信をつけるの?」当然こういうことになりますよね。

一つには鶏口になれるような所属をすることです。牛後になるような所属先を選んではいけません。

最初は牛後でも後から鶏口になれるという自信があるならいいですが、単純な努力で解決できないなら避けましょう。

牛後から鶏口になるのは難しいですよ。学力でもスポーツでもなんでも。

だから最初から鶏口になれるような所属先を選びましょう。

もしギリギリなら中学受験で難関校に行くなんて止めた方がいいです。中学受験で難関校に行っても経歴にも何にも残らないですから。

お金を払って子供の自信を失わせてしまったというバカげたようなことになるのは避けましょう。

難関校でも鶏口になれそうならもちろん進学した方がいいと思いますけどね。

後、敢えていうなら大学受験は牛後を狙うのもいいかもしれません。これは経歴に残るからです。

しかし、東大理系の最下位と慶應理系の最上位の話のようにどうなるかは分からないですけどね。

二つにはとにかく努力してみることです。

勉強に重きを置くという所属先だったら一生懸命勉強しましょう。スポーツに重きを置く所属先だったら一生懸命練習しましょう。

もしかするとそれでなにか見えるかもしれません。

私自身は中学時代に勉強に関して自信を失ってしまい、あまり勉強しなくなって結局浪人しましたが浪人のときに一生懸命勉強をしたおかげで勉強に関して自信を取り戻すことができました。

自信を取り戻せたので現在医学部で好成績を取ることができています。

自信×努力+才能というものでなんでも動いています。

才能がなくても自信・努力という二つを向上させることで上を目指すことができます。

この記事を読んだ方は是非自信をつけて人生を歩んでいって欲しいなと思っています。

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