日本一学費の高い小学校・中学校・高校・大学それぞれ知っていますか?

雑学

日本一学費の高い大学は川崎医科大学医学部というのは知っているけど、小学校・中学校・高校は知らないな。

筆者
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小学校・中学校・高校・大学の順に紹介しますね!

日本一学費の高い小学校

小学校学費ランキング

1位:慶應義塾横浜初等部:157万円(年間)

2位:慶應義塾幼稚舎:125万円(年間)

3位:学習院初等科:123万円(年間)

学費ランキングトップは6年間総額942万円の学費がかかる慶應義塾横浜初等部でした。

慶應義塾横浜初等部

慶應義塾横浜初等部は神奈川県横浜市にあります。

慶應義塾湘南藤沢中等部・高等部、慶應義塾大学と連携して小中高大一貫教育を提供しています。

全国の私立小学校で受験倍率がトップであり、2018年度の入試結果は、志願者数1373人、最終合格者が108人でした。

慶応義塾横浜初等部に合格すると慶應大卒がほぼ確定するため人気です。

日本一学費の高い中学校

中学校学費ランキング

1位:海陽中等教育学校:280万円(年間)

2位:秀明中学校:180万円(年間)

3位:関西学院千里国際中等部:140万円(年間)

学費ランキングトップは海陽中等教育学校3年間総額840万円でした。

海陽中等教育学校

海陽中等教育学校は愛知県蒲郡市にあります。

海陽学園という中高一貫の中学校に相当します。

全寮制の学校であり、学費の中には寮の費用も含まれています。

海陽学園は6年間総額1680万円の学費がかかります。

海陽学園の学費高いですね!!日本で最安の私立医学部である国際医療福祉大学医学部の学費が6年間総額1850万円なことを考えると、海陽学園の学費は安い私立医学部並みと言えます。

一学年120人の定員で2019年度は東大合格者を9人出しています。意外と凄いですよね。これには実はからくりがあるのです。

海陽学園は特別給費生という制度があり、一学年120人のうち20人は学費がただになります。つまり1680万円がただになるのです。

特別給費生と一般生の入試難易度はとても違うので、特別給費生が進学実績を残していると推測できますね。

特別給費生の学費を賄うために一般生の学費が高いのかもしれませんね。

日本一学費の高い高校

高校学費ランキング

1位:川崎医科大学附属高校:517万円(年額)

2位:海陽中等教育学校後期課程(高校):280万円(年額)

3位:秀明高校:180万円(年額)

学費ランキングトップは3年間総額1550万円の学費がかかる川崎医科大学附属高校でした。

川崎医科大学附属高校

川崎医科大学附属高校は岡山県倉敷市にあります。

全国唯一の医学部の附属高校です。一学年の定員は25名ほどです。川崎医科大学附属高校の9割が川崎医科大学医学部に進学します。ちなみに川崎医科大学の定員は126名です。

川崎医科大学の学費は4725万円なので、9年間の合計は6275万円となります。

川崎医科大学附属高校出身者と川崎医科大学に一般入試で入学した者の学力差は酷いらしく、川崎医科大学附属高校出身者の留年率は高いらしいですね。

日本一学費の高い大学

大学学費ランキング

1位:川崎医科大学医学部:4725万円(6年間)

2位:金沢医科大学医学部:4050万円(6年間)

3位:埼玉医科大学医学部:3957万円(6年間)

学費ランキングトップは6年間総額4725万円かかる川崎医科大学医学部でした。

やはり大学では私立医学部が上位に来ますね。

川崎医科大学医学部

川崎医科大学医学部は岡山県倉敷市にあります。川崎市にあると勘違いする人も多いですが違います。

中国四国地方唯一の私立医学部であり、全国で附属高校を持つ唯一の医学部です。

進級判定が異常に厳しい医学部として有名であり、2016年度は放校を含めて100人以上が留年するという事件が起きました。

学費が一年間で787万円ほどかかるので、留年が死活問題になる学生も多いです。それ以上にお金持ちの学生の方が多いですけどね。

2005年から全ての医学部が実施しているOSCEを1993年に日本で初めて導入しました。

ちなみに最近コロナ関連のテレビでしばしば見かける二木芳人さんの出身大学です。

二木芳人さんは昭和大学客員教授であり、感染症に詳しい専門家としてコロナに関するコメントをテレビでよく言っています。

おまけで私立歯学部学費ランキング

1位:東京歯科大学歯学部3214万円

2位:日本大学歯学部:3160万円

3位:大阪歯科大学歯学部:3150万円

まとめ

筆者
筆者

以上が様々な学費ランキングとなります。

日本で現実的に教育費が一番かかるのは川崎医科大学附属高校から川崎医科大学に進学した場合ですね。

ちなみにあり得ない話ですが、小学校:慶応義塾横浜初等部、中学校:海陽中等教育学校、高校:川崎医科大学附属高校、大学:川崎医科大学医学部、という経歴を辿ると、

小中高大の学費が総額8057万円となります。いや~高いですね。

ついでなので慶應ボーイにかかる教育費も見てみましょう。

小中高大慶應で慶應文学部に進学した場合は学費総額1485万円です。

小中高大慶應で慶應医学部に進学した場合は学費総額3210万円となります。

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