「I’m Just A Kid」はTikTokで現在の写真と昔の写真を比べるのに使われている曲ですか?
そうですね!今回はI’m Just A Kidについて解説します。
I’m just A Kid
I’m Just A KidはSimple Planが2002年にリリースした曲です。
2020年の現在になってTikTokで使われたことでバズりました。
I’m just A Kidの歌詞・和訳
この曲がTikTokで使われている感じとは異なることを示すために曲の一節を紹介しますね。
I woke up, it was 7(俺は目覚めた、まだ7時だった)
I waited ‘til 11(俺は11時まで待ってみたんだ)
Just to figure out that no one would call(ただ誰も連絡をくれないことが分かっただけだった)
I think I’ve got a lot of friends but I don’t hear from them(自分には多くの友人がいると思っているのだが、彼らから連絡はない)
What’s another night all alone?(ずーっと夜はひとりぼっちのままなのかな)
[TikTokで使われている部分]
When you’re spending everyday on your own(誰もが自分の好きなように毎日を過ごしている)
And here it goes(言ってやるぞ)
I’m just a kid and life is a nightmare(俺はただの子供で、悪夢のような人生だ)
I’m just a kid, I know that it’s not fair(俺はただの子供で、人生は公平ではないと知っている)
Nobody cares, cause I’m alone and the world is(誰も俺を気にかけない、だって俺はひとりぼっちで世界には)
Having more fun than me tonight(今夜もっと楽しいことがあるんだから)
出典:I’m Just A Kid/作詞:Simple Plan/作曲:Simple Plan
どうですか?TikTokでの使われ方と歌詞の内容は違う気がしませんか?
TikTokでは家族と楽しそうにやっているのをよく見ますが、この歌詞の内容はそんな感じではなくちょっと暗いですね。
ひとりぼっちの青年が率直に人生はつまらなく悪夢のようだと悲嘆している内容となっています。
TikTokで使われている意味とは
TikTokでこの曲を最初に使い始めたのは外国人ということもあり、実は使い方としては合っています。ただ、歌詞の意味は無視して使われています。
それはどういうこと?
曲の一部を切り取って使っているので、歌詞の意味そのままにはならないんです。
日本語でもそうなのですが、会話の一部を切り取ると意味が変わってしまうことってありますよね。
会話は文脈(話の流れ)が重要であり、文脈が無いといろいろな意味がとれてしまうのです。
つまり、歌詞全体があると上記のような日本語訳になるのですが、TikTokでは歌詞のほんの一部のみなのでいろいろな意味が生じてしまうということなのです。
TikTokでは次のような意味で使われています。
(現在の写真)
When you’re spending everyday on your own(誰もが自分の好きなように毎日を過ごしている)
And here it goes(それではどうぞ)
(過去の写真になる)
I’m just a kid and life is a nightmare(この時はたんなる子供だ。人生は悪夢のようだなぁ)
現在の写真から過去の写真に変わることで、どれほど成長して変わったかを示し、「人生は悪夢のようだ」と冗談で言っているという意味なんですね!#時を超えてで投稿される理由が分かりました。
そうですね。TikTokでは重い感じが一切なく、「人生は悪夢のようだ」の部分が冗談として言われていることになっています。
もしかすると韓国・中国人にI’m Just A Kidは炎上させられるかもしれない
現時点で韓国・中国人にはI’m Just A Kidが流行していないので分かりませんが、韓国・中国人にも流行したら、I’m Just A Kidは炎上させられる可能性が十分にあります。
筆者がI’m Just A KidのMVを見て少し気になることがありました。
この画像はSimple Plan-I’m Just A Kidの公式MVの2:00部分です。
女性が旭日旗の柄をしたシャツを着ているのが分かりますか?
旭日旗とは
太陽をモデルにした旗であり、海上自衛隊の艦の旗としても使われています。
第二次世界大戦時の旧日本軍も旭日旗を使っていたことから、韓国や中国では旭日旗が「帝国主義・軍国主義」の象徴としてみなされる風潮があります。
過去には多くの芸能人や団体がこの騒動に巻き込まれています。
例えば2019年12月にはリバプールが公式HPで旭日旗の画像を使い、韓国人に大炎上させられました。
こういう背景があるのでI’m Just A Kidが韓国・中国でも流行し始めると、韓国・中国人が気づいて炎上させるかもしれません。
まだ炎上していませんが、筆者は予告しておきます。